長男が受験に失敗した後、風呂場で妹を盗撮未遂。こんな長男に、どう向き合えば?という相談
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テレフォン人生相談2016年12月13日(火)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:マドモアゼル愛(エッセイスト)
相談者:53歳女性 夫53歳 長男25歳 長女22歳

盗撮願望を治したい


長男の盗撮願望を治したいという相談者
悪いと、わかっているのに、やめられないらしい
実際に、警察に捕まったわけではない

7年前、大学受験に失敗、1ヶ月ほど体調不良を起こす
症状が良くなったころ、当時高校生の娘の入浴時に
脱衣所に小さな動画を撮れる機械を置いていた

娘がそれに気づき、返す返さないでバタバタが始まり
気付いた相談者が、2人から話しを聞き
とりあげて、反省文を書かせる

大学に合格し、今は外に出ている長男
それも、娘が、寮から戻ってくるとき、泣いて懇願したので外に出す
その息子が住む先に行って、小型のカメラを見つける

「見つけて欲しかった」という息子
自分で、自分が、どうにもできない
子育てに一生懸命だったと自負する相談者

清く正しく頑張るんだと、見守ってきた
こんなことで、つまずくなんて、不甲斐ないと嘆く
教育熱心で、全てを子供に掛けてきたと、言い切れる

お褒めの言葉しか、もらわなかった長男
加藤諦三は、それは外では、誰も知らないことと
さりげなく、指摘

外に漏れて、全てがひっくり返る前に治したいという相談者

母の愛が欲しかった


母親の、押し付けに無理があったとマドモアゼル愛
窮屈に押し込めば、何かが飛び出すのが道理
それが、盗撮だったんだろうと指摘

長男、長女に対する、一生懸命は、違った気がする
こうあって欲しいという母親の思いが
この、異常な事件を起こしたと考えた方がいい

問題を、覆い隠すように解決することは無理じゃないか
「見つけて欲しかった」という長安の言葉に答えがある
母親も関係があるんだよと、教えたかった

長男が求めているのは、母の愛
愛された、実感がないとまで言う
フラットな状態で、話し合いが必要だろうと