親友が孤独死、もし私が気付いていれば、後悔で押し潰されそう。今後、どう生きていけば?という相談
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テレフォン人生相談2016年12月14日(水)
パーソナリティ:ドリアン助川
回答者:大原敬子(幼児教育)
相談者:56歳女性 夫・子供あり 2年前に他界した親友50歳

突然亡くなった親友


20年来の親友が亡くなって、なかなか立ち直れない相談者
同じ病院での入院をきっかけに、連絡を交わしたのが始まり
すごく人に気を使う人で、病気のことも詳しく知らせず、突然亡くなった

亡くなった原因は、はっきりとわからないという相談者
突然、連絡があり、買い物をして持ってきて欲しいと頼まれる
驚いて、すぐに行くも、ドアを開けてくれなかったとのこと

買ってきた物は、ドアノブにかけて置いてきた
中に入れてと言ってみても、入れてくれなかった
ドアに、手が届かないと、何回も言っていた

夜中の、1時、2時くらいだったが
すぐタクシーで行ったのだが・・
朝まで、寝られなかった相談者

次の日、電話をしてみると、でないので
警察に連絡すると、ドアのとこに寄りかかって亡くなっていたとのこと
いちおう、病死だったとのこと

軽く考えていたという相談者
知っていれば、無理矢理にでも、病院へ連れて行き
治療を受けさせたのにと、後悔

警察から、亡くなったと連絡があった時の記憶はない
近くにいた、夫曰く、泣き叫んでいたとのこと
少しでも、楽になれるといいですねと、ドリアン助川

我儘を言える関係が、一番幸せ


持って行った四品、メーカーや銘柄は、知っていたのか?と大原敬子
知っていた、普段見て、覚えていたと相談者
それを、買って持っていったとのこと

大原敬子に、自分はこれから、どういうふうに考えていけばいいか?
と、問い掛ける相談者に
気持ちの整理ではなく、心の問題の整理と答える

自分を必要な人と、理解してくれているから、力が出る
親友が、我儘を言っているかもしれないが
それが、相談者に力を与えていた

少しでも、彼女に、力を与えられたのか?と問う相談者に
与えたと思うと、答える大原敬子
肉親でもないのに、夜中に呼んだということ

来ないかもしれないのに、来てくれた
彼女に、安らぎを与えたんじゃないだろうか
人間は、我儘が言える関係というのが、一番幸せ