高校生から、芸人になりたかった夢に破れ、これから何を目的に生きていけばいいの、わからなくなってしまいましたという相談
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テレフォン人生相談2016年12月28日(水)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:大原敬子(幼児教育研究)
相談者:17歳高校生男子 父48歳 母47歳 弟14歳

母親に否定されて育つ


お笑い芸人になるのが、小さい頃からの夢だったという
17歳、男子高校生からの相談
支配的な母親が嫌いで、否定されて行きてきた

なんとか、自分を肯定してやってきたが
高校受験の時、芸人になる覚悟を決めたのに
全部捨てて、飛び出すことができず、自分の気持ちを裏切る形で

高校に入り、二年間、それなりにやってきたが
今になって、体調を崩し、学校に行っていない
自分を振り返ってみて、やりたいことが見えなくなってしまった

確固たるものがあったはずだが、ブレてしまい
自分の生き方を、どう定めていけばいいのか、分からなくなってしまう
中学の頃から、ちょっとおかしくなり始め

生きる目的もわからないし、何を信じていいかもわからない

母親の価値観と承認欲求


あなたの17年間の話したことは、母親の世界観、価値観だと大原敬子
生きる目的がありませんというのは、母親に承認されう目的がありますか?ということ

これまで全部の話しが、あなたの意思ではないと大原敬子
生まれ変わりたいのではなく、母親に承認されう道はないだろうか?というのが相談

母親を嫌いだと言うが、好きだから、これだけ好きなのに
どうして母親は、自分を承認できないのだろう、認めてくれないのだろう
というのが、怒りになっている

母親は、あなたに依存しており、駄目な子のままで居て欲しい
そこに母親の生きる意味があり、あなたが自立していけばいくほど
母親が、生きている意味がなくなってしまう

母親は、あなたを籠の鳥にしたかった
巣立って欲しくなかった
自立したい、自由になりたいと言っても、母親の籠の中

認めてくれ中でないと、あなたは自立と思っていない
学問をすることで、複雑な考え方や、物の見方を、自分の人生に置き換えられる
そうすることで、価値観を変えるのではなく、発想を転換する

失敗は、生きる糧となり
これまでの、母親との関係は、無駄ではなかった
いい点数をとることでなく、思考、世界観を変える時が来た