テレフォン人生相談2016年12月27日（火）
パーソナリティ：今井通子
回答者：高橋龍太郎（精神科医）
相談者：71歳男性 妻65歳 義母88歳 3人暮らし 子供3人で皆結婚し独立 長女43歳 長男38歳 次男35歳(車で5～8分の所に居住)
地方都市への限定移住
古文書の学習が趣味であるという71歳の相談者
地方都市に移って、古文書の学習をしたいと思っており
家族を連れていきたいのだが、妻が反対
一人で行くしかないと考えているが妻が反対
終の棲家ではなく、2年限定
列車で3時間から4時間、高速バスで4時間ほど
1ヶ月に1回、帰ってくるということで提案するも
不安だということで、嫌だと言う
おそらく、家事の協力がなくなることが一つの要因では
毎日、朝食を作っており、犬の散歩に行っている
その他に、義母の面倒をみることもある
主に、気を配っているのだと言う
自分の考えは、無謀なのか、非常識なのか
わからにので、教えて欲しいとのこと
夫婦の交遊を温め合う
高橋龍太郎が、老後夫婦の典型的なありようと指摘
別居しかなく、月1でなく週1で帰ってくるのがいい
奥さんは地域でコミュニティが出来上がっているため
別居することで、収まるとのこと
週1で帰ることで、義母も慕っているかもしれない
普通なら、早く行って欲しいと、妻が言うのだが
朝食を作ることや、義母への気配りなど
相当いい、ご亭主だと思うとのこと
妻が、反対するのも、わかる
一般的な亭主よりも、やっている自負があると相談者
妻からすれば、別れたくないだろう
金銭で結びついている、サラリーマンなら月1でもいいが
奥さんの気持ちが残っているのなら
週1で戻ってきて、夫婦の交遊を温め合う
一番いい、時間の流れ
