テレフォン人生相談2015-6-3 水曜日
パーソナリティ:ドリアン助川
回答者:大原敬子(幼児教育)
相談者:24歳男性美大生 父62歳 母59歳 姉

ドリアン助川の〆の一言「芸術ってね、少し不幸の方がいいんです」
大迫先生の言う事は、わからなくはないが
からかわれて、嫌な思いをしたのは事実
だから、居場所がなかったから何だよ!ということですね

自分の中の悩みや、コンプレックスへの自分自身への怒りとか苛立ちが
父親への怒りとして矛先が向かっていたとしても
されたことは、されたこと

この事実は、何等変わることはなく
だからと言って、許せるわけでもない

じゃあ、どうしろという部分は
人生相談の、エライ先生は
その部分が欠けている

根っ子の部分にある、父親への怒り、憎しみ
そういったものは、変わることなく続く
もう、仕方がない

これは、許す、許さないではなく
受け入れられるか、受け入れられないかということ

つまり、その事実をもってしても
憎しみ、恨み、怒りがあっても
父親を、拒絶しないでいられるかどうかということ

という悩みならば、その思いをぶつける場所が必要で
その為に、電話をしてきた

だから、ドリアン助川のアドバイスは素晴らしいと思う
何よりも、作品にこの思いをぶつけることができるから

時々、ガス抜きをすることで
受け入れられることってあると思う
そういう意味で、素晴らしいアドバイスなんじゃないだろうか