昔からの父との確執が、子供の成長に影響を与えるのではと心配で、今後どう接するべきでしょうかという相談
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テレフォン人生相談2016年11月14日(月)
パーソナリティ:今井通子
回答者:マドモアゼル愛(エッセイスト)
相談者:41歳男性 妻36歳 子供2人 長女2歳 長男0歳 4人暮らし 父71歳 母71歳 姉43歳結婚し子供有り

マイナスの連鎖を断ち切るために


親に対して葛藤があると相談者
小さな頃から、心の触れ合いが少なかったという
怒りっぽい父親、些細な事で怒鳴り、夫婦仲も悪く、いつもビクビクしている状態だった

それが嫌で、高校生の頃から口をきかない状態がずっと続くも
子供が生まれて、前よりは実家に通う回数も増える
しかし、半年位前に揉めて口喧嘩になってから、過去の思いをぶつけ手紙を送る

それから何も連絡しない状態が続き
子供が生まれた事も、親にだけは連絡していない状況
母親は、世話をやきすぎるし、行くたびに心がざわざわし、怒りの感情を持つことに

喧嘩するぐらいなら縁遠くなってもいいとは思うが
自分の子供に対する子育てを考えると
マイナスの連鎖が続かないようにしたい

親との絆をしっかりしないとダメじゃないのか
親との確執を乗り越えて、自分が変わらなければいけないのか

無い物ねだりをしない


マドモアゼル愛、イチョウの木に例えて回答
オス、メスと別れるのか、銀杏が実る木と実らない木がある
どんなに大事に育てても、できない木はある

親の愛情も、子供を愛する能力のない親はいる
いくら、自分が傷ついたと言うっても、銀杏と同じで、実らないものは実らない
そこから、何かを学ぶしかない

親に愛情が、まったくないかと言えば、ある
生んでくれた恩があることは確か
しかし、こちらが求めるものとはギャップがある

受ける側の方が、心が傷んでいく
ならば、表面上でも、良好な関係がdきるまで距離をあけるしかに
基本は、ストレス源から避けるべき、物理的には逃げるべき

かと言って、親子の縁を切る必要はない
正月ぐらい、挨拶にいくとか
その程度のことを、年に2~3回やってもいいのではないか

自分を分かって欲しいという思いがある
でも、銀杏同様に実らない木もある
連鎖を断ち切るといういことは、自身は銀杏の実る木になるということ

自分の親には愛情を求めない
ないものねだりをしてはいけない
自己成長は、悲しい運命として受け止めた時から始まる
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