長男が亡くなって、孫と嫁と疎遠になってしまった。嫁や孫達と親密にやっていくには?という相談
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テレフォン人生相談2016年11月17日(木)
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:中川潤(弁護士)
相談者:75歳女性 夫死別(53年前) 20歳で結婚 長男39歳で他界(孫3人) 次男54~5歳家族と2年半前から同居(孫3人)


孫に会いたい


53年前、夫と死別、20歳の時に結婚し2児をもうける
今は、次男と嫁、孫3人の6人暮らし

39歳の時に他界した長、孫は3人いる
嫁とは、たまに電話で連絡がとれるが、
孫は、全然、家に来たことがない

曾孫が生まれるも、連絡してくれない
長男が亡くなり、行き来がなくなってしまう
孫に会いたいと漏らす相談者

嫁とは、電話で必要な話しをできる関係ではある
しかし、嫁の都合が悪く、会う事ができないまま

次男家族とは、話しに入って行けない状態
夜だけは、一緒に食事をするも
嫁、長女、次女の話しを黙って聞いているだけ

まだ、パートで仕事をしていた方が、生きがいを感じる
けして、険悪な関係ではないが
顔を見せて欲しいし、話しに加わりたい

誰が悪いわけでもない


次男夫婦と同居して2年半
母親と二人っきりで住んでいたが、亡くなり
相談者が一人になったため、心配で一緒に住もうと申し出てくれた

意地悪したりするわけではないが
一線を引かれてると相談者

長男が亡くなって20年
孫3人を、一生懸命育ててきた嫁
所帯も別で、お互いに必死で働いてきた

亡くなった長男緒所帯は
酷な言い方だけれども
嫁の一家

次男の孫同様に、孫であることには変わりないが
二十何年、嫁と孫で暮らしてきた家庭を築いている
気持ちの密度の違いは、仕方がない

けして、連絡をとることを拒絶するわけでもなく
話しをしてくれる
有り様が、悪いわけではない

誰が悪いわけでもなく、時の流れ
現実の問題として受け止めた方がいいと中川潤

加藤諦三は、内的成熟を説く