84歳の父が、カードローンで借金。その後、万引き、認知症の疑いも、この父にどう向き合えばという相談
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テレフォン人生相談2016年12月7日(水)
パーソナリティ:ドリアン助川
回答者:塩谷崇之(弁護士)
相談者:54歳男性 父84歳 (他登場人物 母と妹)

万引きで捕まった84歳の父


84歳の父親に借金があるのが発覚
カードのリボで借金をしていた
家族会議で、母と妹と相談者の3人が返すことに

2枚あるカードは父から預かるが
今度は母に対し、お金を貸してくれと言ってくる
どうしたものか、悩んでいる

70代の頃に、癌になった父親
結果的に治ったが、その折りに、退職金2000万円ほどを使う
とにかく買い物好きで、2万円の爪切りを購入したこともある

認知症を疑うドリアン助川
それを疑っていると、相談者
万引きで捕まったこともあり、その時、お金を持っていた

老人会の、お気に入りの女性の跡をつけていったり
奇行が増えてきたという父親
そういう人ではなかったのだが

お金の使い方を、どう改めてもらうか
また、お金を貸した方がいいのか

認知症の専門医の判断


認知症という自覚のない父、相談者達も認知症に見えないと言う
前から持っていた性格が、歯止めがきかなくなったのか
塩谷崇之の指摘に、そんな感じという相談者

専門の医者に診てもらった方がいいと塩谷崇之
認知症の予防の為と言って、防ぐことができると
診察を受けさせる

借金の問題も、債務整理という形で
父親の信用情報に傷がつくことになるが
事件扱いにすることによって、カードを作れなくするのも手

万引きの件のように、欲望を抑えられなくなるというのも
認知症の症状だと言われることがある
そういう、状況を記録に残して、医者に伝える

心を鬼にして、お金を貸さない方が
本人の為
医者に相談して、場合によっては成年後見人制度を利用する

後見、保佐、補助とあるので
軽い場合は、補助の申請をするといい
一定以上の大きな買い物をした場合、取り消したりできるから