高校生の息子の留年が決定。父として、もっとなにかしてやれたのではと、後悔ばかりが募るという相談
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テレフォン人生相談2017年2月10日(金)
パーソナリティ:今井通子
回答者:三石由起子(作家・翻訳家)
相談者:46歳男性 妻41歳 長男17歳 次男14歳

朝起きれなくて高校留年


高校2年生の息子の留年がきまる
進路変更が、一番いい方法なのだと
頭ではわかっているが、一人になり考えると、気分が塞いでしまう

朝起きられないのが原因で
学校へは、半分くらいしか行けなかった
事前に、留年になるとは聞いていたのだが

現実に手続きをしなけれいけなくなってしまった
原因は何かわからない
虐めとか、そういうことではない

ただ、夜になると、携帯やビデオでうだうだしている

留年は受け入れたつまり
実際に手続きを勧めていくと
なんか、してあげられなかったのかと悩んでしまう

友達と、一緒に卒業アルバムに載る事ができない
学校は、留年して卒業した生徒がいないので
通信制に変更する

息子も自分もそれは納得している
父親としては、過去について
こうもできた、ああもできたと思ってしまう

しかし、これが一番良かったというふうに
諦めようという心もあり
その狭間で悩んでいる


いくらでも道はある


父親ができること、過去のことはどうしようもない
今後、何を厳しく、何を庇うのかに尽きる
仲間と離れて、ぐずぐずしているのならば突き放していい

自分が招いた、当たり前の結果で
悩んでいる方がおかしい
鼻で笑ってやるのが父親の役割

子供は広い目を持ってないので
父親が、いくらでも道はあるんだと

高校を辞めようが、通信制になろうが、大検になろうが
あるいは、通信制がうまくいかなかろうが
大学に入れなかろうが、道はいくらでもある

どうやっても生きていかれるんだ
父親が確信として信じて教えることによって
自分の責任を子供に感じさせる

どんな道でも、結果というのは
毎日毎日選んできた積み重ねが未来にあんる
広い視野で、こんな道もある、あんな道もある

こんなことは大したことじないという
態度をとることが大事で
そうしないと、自分の責任を感じることができない

先回りして、教えることはできない
自分で痛い目にあって、やってみたり
納得しない限りは、わからない