通算609件目のお悩み相談
北区のラジオネーム:うさ団子さん、37歳女性からの相談
私は37歳、結婚 2年目の女性です。
去年、夫の同僚の人達が、お祝いを兼ねて飲み会を開いてくれました。
(はい)
みなさん、同年代で、とても楽しかったのですが、その中に1人、私と気の合う女性がいて、友達になりました。
彼女は35歳独身、夫の同僚ですが、私と2人でも飲みに行くようになり、この年で新しくいいお友達ができたことに喜んでいます。
(うーん、良かったですね)
何回目かに彼女に会ったとき、私はある相談を受けました。
自分は今、すごく結婚したいのだけど、いい出会いがない。
できれば結婚相談所のようなところでの、出会いではなく、ある程度、お互いを知る友人に紹介された出会いがいいと思っている。
そんな出会いを作ってくれないか、とのこと。
(うん、うん)
いわゆる、共通の友人を介しての出会いです。
端的に言えば、誰かいい人紹介してということでした。
(はい)
もちろん、私も力になりたいのですが、それほど男友達が多いわけでもなく、しかもそこそこ結婚願望があること、現在彼女がいないことなど、紹介するにあたり、条件のようなものを考えると、非常に困りました。
しかし、なんとか1人打診して、会ってみてもいいかもという男友達をひねり出し、彼女と男友達、そして私の3人で会ってみました。
ある居酒屋さんで会ったのですが、話も弾んで盛り上がり、楽しかったねと全員ご機嫌で帰りました。
いきなり彼女には、一応、期待させてもと思い、飲み会の前に、いきなり結婚とか、付き合うとかはあまり考えないで、ちょっと知り合う感じでと、軽く牽制しておいたのですが、終わってみたらかなり気に入ったよう・・
次は、いつまた飲みに行きますか?どこにいきましょうか?と、ノリノリなラインがあり、結局、大いに期待させてしまったようです。
ところが数日後、男友達から私宛に、この間は楽しかったけど、彼女とは恋愛には発展しないと思う、ごめんというメールが・・
あちゃーと思っています。
まぁご縁ですから、今回は残念でしたというのは簡単ですが、彼女のすごく結婚したいという気持ちは、私にも身に覚えのあるところであり、力になってあげられず申し訳なかったなと思っています。
もう紹介できる男友達も他にいないし、お見合いババアの資質はゼロということで、この役は今後、御免被りたいのですが、また彼女に、誰かいい人紹介してと言われそうで、どうしようと思っています。
でも考えてみると、私自身は、誰かいい人紹介してといって、実際に紹介された事は一切ないので、今回自分の経験ないことを、ぶっつけ本番でやって、見事に失敗したのだなぁという思いです。
スーさんは、誰かいい人紹介してと言われて、異性を紹介したことありますか?
あるとしたらどのようにしましたか?
世の中では、友達の紹介のご縁が、お付き合いや結婚に結びつくケースもあるのでしょうが、その成功例や効果的な方法を知りたいです。
2016年6月14日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『ジェーン・スー生活は踊る』(毎週月-金 11:00-13:00)にて、作詞家でコラム二スト、人生の酸いも甘いもつまみ食いしてきた、ジェーン・スーが、リスナーから寄せられた、シリアスな悩みから、トホホな相談まで、一緒になって考える『相談は踊る』のコーナー。
いい出会いをさせてあげたい
ジェーン・スー:なるほど・・この人は何を悩んでいるのかよくわからん。
ジェーン・スー:うさ団子さんは、友達に、えー、誰か紹介してと言われて、紹介したが、いまいちうまくいかなかった・・
いのうえ・アナ:はい。
ジェーン・スー:えー、今後もう一回紹介してと言われたら・・どうしたらいいのかっていう相談なのか・・お見合いババアとしての資質を上げたいという相談なのか・・
ジェーン・スー:そんな困ってないでしょう?ふふふふふふ・・
いのうえ・アナ:相当いい人ですね、うさ団子さん。ここまで、してあげなくても・・
ジェーン・スー:ちょっとわからんね、真意が・・あのぅ、うさ団子さんが・・・・なんだろうな・・この人に、何をしてあげたいのかが、ちょっとわかんないんですよ。
いのうえ・アナ:うーん・・
ジェーン・スー:35歳で、ま、自分もね、35歳で結婚してるのか?・・37で、今、結婚2年目っていうことは・・だから、結婚したいっていう、その女の人の気持ちが、わかるけど・・
いのうえ・アナ:仲もいいし、うん、その子になんとか・・いい出会いを、させてあげたいし・・
ジェーン・スー:うん、うん・・
いのうえ・アナ:その思いは、たぶん、強くあるんですよね、だから、何かしてあげたい。
ジェーン・スー:うん。
紹介できる人がいない
いのうえ・アナ:誰かいい人、紹介してあげたい。でも、一人いたんだけど、上手くいかなかった。
ジェーン・スー:うん・・・・ねえ・・
いのうえ・アナ:今後、どうしたいかですよね?
ジェーン・スー:今後どうしたいか?
いのうえ・アナ:もう、いい人、紹介してって、言われそうで、どうしようと思っているけれども・・自分の周りにはもう、紹介できる男の人、いない。
ジェーン・スー:いない。
いのうえ・アナ:ってことは、いない・・いないんだわ・・
ジェーン・スー:そう、だけど・・もう、紹介・・してって、まだ、言われてるわけではないと。
いのうえ・アナ:はい。
ジェーン・スー:ま、今回は、残念でしたっていうことで・・それは、いいと思うんですよね。
いのうえ・アナ:うん、うん、うん。
ジェーン・スー:そこは、なんか・・ん・・みんなで行こうよとか、なんとかって言って・・ま、のらりくらりしてれば、女の人も気付くでしょう、あ、これ、脈なかったんだなと・・
いのうえ・アナ:うーん・・と、思うんですけどねぇ。
紹介した人が7組結婚した
ジェーン・スー:もし、なんかはっきり言われて、なんで、なんで、間つないでくれないの?って言われたら、うーん、なんか、向こうがその気、ないみたいなんだよねって・・
ジェーン・スー:まあ、そこで、気をもたせたことしないのも、彼の誠意だと思ってあげて、で、そこは終わると思うんですけども・・
いのうえ・アナ:うーん・・スーさんは、ちなみに、誰かいい人、紹介してって言われて、紹介したことありますか?
ジェーン・スー:ピンときたらするって言って、して、7組ぐらい結婚してます。
いのうえ・アナ:えっ?!
ジェーン・スー:マジ、マジ・・俺、自分のことだけ、わかんねぇんだな。
いのうえ・アナ:うわっ!・・えっ!えっ!
ジェーン・スー:そうですよ。
いのうえ・アナ:って、じゃあ、この人と・・この人だったら、合いそうだなと思って・・
ジェーン・スー:合いそうだなっていうのは・・そう、そう・・
いのうえ・アナ:紹介すると、ホントに・・
ジェーン・スー:結婚してる、結婚してる・・
いのうえ・アナ:あっ・・うわぁ・・
ピンと来て
ジェーン・スー:小学校の友達が・・
いのうえ・アナ:なんで?なんで?
ジェーン・スー:なんで、みんなに紹介して、私にだけ紹介してくれないんだ!って言って・・いや、ピンときた人が、いないからだよてt、じゃあ、ピンときたら、絶対紹介してよって、次の転職した先で、ピンときたから、ピンときたよ、いたよって、電話して、会わせて結婚した。
ジェーン・スー:今、子供二人いる。
いのうえ・アナ:なに?占い師?・・ピンと来るんですか、そんなに?
ジェーン・スー:ピンとですよ・・ピーン・・
いのうえ・アナ:えええ・・全然、わからない。
ジェーン・スー:でも、無理矢理頼まれて、ね、ピンと来て、ピンと来てみたいな、頼まれ方して・・
いのうえ・アナ:はあ・・
ジェーン・スー:会わせて、上手くいかなかった人もいるし・・
いのうえ・アナ:はあ・・
アフターフォローは必要ない
ジェーン・スー:この男の人、すごいだ、ちょっと癖はあるけど、すごいいい人だから、もう、是非、いい人、みつかって欲しいと思って、向こうにも頼まれて、何回も私は、ピンピン来て紹介したけど、全部ダメって人もいるし・・
いのうえ・アナ:逆に、その・・
ジェーン・スー:十勝、十・・あの、十戦、十勝ではないですけど・・
いのうえ・アナ:その、逆に、ダメだった時には、どう、アフターフォローしてますか?
ジェーン・スー:でもさ・・もう、大人だよ。
いのうえ・アナ:うん、そうなんだよねぇ。
ジェーン・スー:アフターフォローなんて、必要ねえの、わかりません?
いのうえ・アナ:そう、だから、この、うさ団子さんも・・
ジェーン・スー:ほっときゃいいんだよ。
いのうえ・アナ:そこまでで、いいと思うんだけどな、紹介して・・
ジェーン・スー:そう、飲み会、2回行った・・
いのうえ・アナ:それはもう、ファインプレーじゃない。
ジェーン・スー:そう、それで、終わりですよ。もう、仕事終了。
いのうえ・アナ:うん。
心の底で言いたいこと
ジェーン・スー:次、どこ行きますか?なんとかって言ったら・・そこは、まあまあ、向こうが、何か言ってくるでしょう、気が合ったらっていう・・話しにしときゃあ、いいんですよ。
いのうえ・アナ:そうですよねぇ・・そこは、お二人で、やってくださいっていうことを・・
ジェーン・スー:ま、旦那の友達だから、難しいなとは、思うけど、そこで、のらりくらり、私、違うのよ、なんかね、うさ団子さん、この人と、35歳の人と、仲良くなって・・大人になって、友達できて、嬉しいなと思いながらも・・
ジェーン・スー:なんか、言いたいことが、あるんじゃないかなと、思うだよね。
いのうえ・アナ:ああ・・心の底ではですか?
ジェーン・スー:心の底では、この35歳の人に、なんかね・・そんなだからだよ、みたいな・・
いのうえ・アナ:引っかかってるところがあるってことですか?
ジェーン・スー:と思う・・行間から、なんか、にじみ出てくるんですな・・
いのうえ・アナ:そうなんだ・・
ジェーン・スー:うん・・旦那の友達だから、上手くやりたいし、自分も上手くいきたいし、別に悪い子じゃないんだけどって、思いながら・・なんか・・
いのうえ・アナ:ま、そうなると、ちょっと、前提が崩れますね。
ジェーン・スー:ちょっと、いろいろ考えたいから・・
いのうえ・アナ:はあああ・・
ジェーン・スー:曲でも聞くか・・