テレフォン人生相談2015-11-4 引きこもり対処を精神科医がアドバイス 気持ちをほぐし結論を急がない

子供が受験に3度失敗して引きこもり状態、家族とも会話がなくなったという相談

テレフォン人生相談2015-11-04 水曜日
パーソナリティ：柴田理恵
回答者：高橋龍太郎（精神科医）
相談者：56歳女性 既婚(夫アリ年齢不明) 長男23歳 次男20歳

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20歳の息子が家族と口をきかなくなってしまった。
大学受験に、1浪2浪と失敗し、今回も失敗してしまい、自分の部屋に引きこもってしまい、家族とも話さなくなってしまった。

現役の時に、仲の良かった長男と些細なことで喧嘩して口をきかなくなってから、家族間で冷たい風が吹くようになる。
一緒の部屋だったのが別々になり、何度か失敗していくうちに徐々に感情表現がなくなり、話をしなくなっていった。

今現在、必要最低限のこと以外は家族の誰とも話をしない。
顔中不機嫌で、どう対応していいのかわからない。

引きこもりの状況は、1日中パジャマでいて、部屋のカーテンは引きっぱなし、布団も引きっぱなしの状態。
浪人させてくれと言っているが、机の上は勉強した形跡がなく埃が積もっている。
1日中、パソコンを手にして持っている毎日。

食事は自分で作るというのを、拒否して、なんとか家族一緒に食べているが、誰とも話をせずに5分ほどで食べ終わり部屋にあがっていってしまう。

高校1年から3年までは、無断で学校を休んで予備校へ通っていた。入学時の成績は学年5番だったのだが、勉強しなくなってしまった。
親が介入しようとすると、自分でするからと拒否、いろんなことは言わないでほしい。

毎週、話し合いを持ちたいと言って、部屋に主人と行っていたが、五月蠅がられてしまう。
ただ、親として色々やってあげていたのだが、次男からすると、あの時助けてくれなかったと言う。

精神科医の高橋龍太郎医師がアドバイス。
発達障害も疑う。

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