テレフォン人生相談2017年3月28日

父の遺産像族、言われるがままに遺産相続を行った結果、兄に多くの遺産が渡った。その遺産で優雅に暮らす兄に嫉妬してしまうこの気持ちをどうすれば？という相談

テレフォン人生相談2017年3月28日（火）
パーソナリティ：加藤諦三
回答者：大迫恵美子（弁護士）
相談者：59歳女性 夫59歳 子供3人(上2人は嫁ぐ・下は独立) 2人暮らし 実父18年前他界 実母1年前他界 実兄1人あり

偽善者で卑しい自分をどうにかしたい

18年前、父親の相続を、放棄に近い形で
あまり、もらわなかった相談者
その後悔の念が、心の中にもの凄く残っている

事業をやっていた父、きちっと相続分を相談者が取ると
会社が困ることになる、傾くからと
我慢してくれと、兄の言う通りにして欲しいと言われる

3年ほど病んでいた父、毎日のように看病した時
わかったという気持ちが強かった
また、母親からも同様に、兄の言う通りにしてくれと言われた

しかし兄は、父の死後、1～2年経って、子供に会社を渡し
仕事もしなくなり、楽に暮らしている
少なくとも、自分にはそう映る

自分が引き継いだ会社は赤字で
全然補填ができず、今に至り
母親が亡くなったのを機に、辞めようと思っている

兄の家族を見ていると、羨ましくなると言う
本音は言えない、特に義姉に対しては、いい子でいたい自分がいる
偽善者だと思い、羨ましく思う自分が卑しいとまで言う

そういう後悔の思いを、ひっくり返したいという相談者