30年間別居中の夫と離婚及び財産分与を巡って揉めているという相談

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人生相談2016-03-01


テレフォン人生相談2016年3月1日 火曜日
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:中川潤(弁護士)
相談者:70歳女性 夫67歳(別居30年) 長男40歳 長女34歳

加藤諦三〆の言葉
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30年別居している夫と、財産分与の件で困っている。
離婚調停と財産分与調停をしたが、夫の代理人の弁護士が、一方的な話ししかしないので話が進展しませんと調停委員から取り下げて下さいと言われ、取り下げる。
夫は、娘が4歳の時に家を出て、最初の10年は仕事をしていたので、毎月5万円を振込んできたが、ここ10年は居所も分からなかった。

ギャンブル好きの夫は、同族経営の会社に勤めていたが、働かないのでクビになり、ギャンブルで買った時だけ、家にお金を入れる生活。
相続でアパート2軒を貰い、その賃貸収入と、1軒は自分が半分お金を出して建てたアパート。
それに、働いていた時に夫で組んだ住宅公庫を借りて住んでいる今の家、この財産分与で揉めている。

まだ、毎月12万円のローンが8年残っている。
管理会社は、相談者名義なので、弁護士が夫名義の不動産につけ、離婚調停中と嘘をついて、管理会社に振込先を変更するよ指定。
それに対抗するため、管理会社との契約を解除して、入居者から直接振り込むように手配したところ。

今後、どのように対応したらいいだろうか。