匿名希望大学生男性の方からです。
悩みは某大型掲示板サイト内にある、私が好きなアニメのアンチスレを見に行ってしまうことです。
当然、アンチスレですから、私の大好きなアニメが、嫌いな人しかいませんし、書かれている内容も悪口だけです。
私が見ても得るものがないどころか、イライラするだけなのですが、定期的に見たくなってしまいます。
さすがに、書き込んだりはしませんが、止めることができません。
どうすれば止めることができるでしょうか？
アドバイスを、お願いします。
アンチスレとは
巨大掲示板をご存じない方もいらっしゃるかも知れないし、アンチのスレッドっていうのが何だか、わからないかもしれないです。
例えば、インターネットの中には、昭和で言うところの、駅にあった伝言掲示板みたいなのがありましたが、ああいうようなものがインターネットにもあると想定して下さい。
そしてそこで、「誰々ちゃん、何時にどこに行ってるよ」ではなく、名も無き相手に向けて、自分の意見や思ったことを、あだ名を自分につけて、もしくは無名で、ただただ書き連ねる。
そうすると、次にその駅の横を通った人が、そんな意見書いてる人がいる。
俺は、こう思うよ、私は、こう思うわ･･そうやって、やり取りをしていく、いわゆる、駅前にある伝言掲示板の、ものすごく大きいようなものがで、テーマごとに分かれた状態でインターネットにあるんです。
で、アンチスレとは何かというと･･アンチというのは、いわゆる反対をする人とか、嫌いな人のこととかですね。
スレっていうのは、掲示板1枚1枚のことを、スレッドって呼び方をするんで、アンチスレと言います。
例えば、ニンジンが苦手な人、ニンジンが嫌いな人の、伝言掲示板ならば、ニンジンのどこが嫌いだとか、私がいつからニンジンが嫌いになったのかみたいなことを、無記名で、どんどん、どんどん連ねて書いていくということです。
何がそんなこと、楽しいの？と思うかもしれないですが･･でも多いです。
意外と、意見が合う人がいたりとか、他の人はこう考えてるとか、あっ、この人、こう言ってるけど、絶対言いたいこと本当は違うんだなって、暇をつぶすには、ぴったりなんですね。
好きなアニメの悪口
その人(匿名希望の大学生)は、好きなアニメの･･について、嫌いな人の掲示板を見に行ってしまったんですね。
問題は、そこですよね、自分が、好きな物について悪口を言ってる人を見に行ってしまう･･
いや、これわかるなぁって感じがします･･
でもこの大学生の男性は、やめたいって言ってるので･･それはアドバイスにならないと思いますけど、止めなくてもいいのかなと思います。
どんなアンチスレを見に行くかというと、基本的にアンチスレとか会社に来るクレームは全部目を通すようにしているんです。
クレームを見ることで、クレームの方は自分で生かせる･･で、クレームばっかり見ていると、やっぱりそれは、心の中では「こんちくしょう」と思いますし、ちょっと精神衛生上よくないと思ったら、お褒めいただいているのちょっと見て、気持ちを落ち着かせてもう一回クレームに戻る。
なるほど、つまり、この匿名希望の大学生さんは、自分の好きなアニメが嫌いな人のところに、行ってしまって見ちゃうのは、どうしても、性(さが)としてあるだとうと･･
やっぱり、自分の悪口探しに行ったりしますか？
僕しますよ。
私もします。
しますします、あの、ツイッターの、いわゆるエゴサーチと言う、自分の名前を入れて検索するのとか、 2chのスレとか見に行きますね。
それでイライラすることありますよね？
まぁでも、あんまり、しなくなっちゃったんですよね。
なんか、もうちょっと、「ガツン」と来いよみたいな、的を得てないぞ、それみたいなところが、ちょっとあったりするみたいで、エンタメとしてはイライラするものが楽しいんで、いいんですけど･･
分かります、そういうふうに考えると、この大学生の男性が、イライラするのはわかりますけど、得るものがないっていうのは、僕は、逆の捉え方もできるんじゃないかなぁと思いますけどね。
自分の好きなアニメで、実はこうやって見る人もいるんだ･･
でも自分はこうだなって、そこで考えられるってこともあると思うんですよね。
好きの強化
これね、好きの強化になるんですよ実は･･わかります？
否定されることで、自分達のことを、たとえばさっき言っていたように、エゴサーチをして、調べたりっていうのは、そうして、好きの強化にはならないですけど、自分の好きなものに対して、悪口を言っている人がいると、そこでやっぱナイト･･騎士ですね、騎士の気持ちになって、性別に関係なく、ここはイイんではない、わかってないなコイツらはってことで、より自分の好きが深まるとい言うね･･作用があるのでね、好きな人ばっかりのスレに行っても、そんな気持ちにはなれないんです。
すごく、それによると、エゴサーチも同じことが言えますよね。
自分のことがもっと好きだっていうことですか？
いや、もっと高めるために、クレーム、クレーム来ないと･･
たかまんないよ、それ期待、多過ぎ、大き過ぎ。
いえいえいえいえ、自分で自分にクレーム、出さなくなったら終わりだなって思っている。
ああ、ま、なに 言ってるの？
自分に自分で、なんで・・匿名希望の大学生さんは、まあ結果、井上さん私の結果、結論としては、いいんじゃね、ということです。
うーん、むしろ･･
やめなくてもいいし。
うん、同じ土俵に立たなければ･･
そうだね。
ちょっと違うものが見えてくると思います。
それ！
同じ土俵で、同じに見るから、「俺の好きなもの、なんでわかってくれないんだ」って、イライラすると思うんですけど、ちょっと引いて･･
そうですね。
ちょっと引いて、客観的に見てみると･･
うんうん。
それでは、同じ土俵に立たなければ、ＯＫ。
うん
今日も解決いたしました。
逆に、より好きになって･･
