テレフォン人生相談2015-8-10 月曜日
パーソナリティ:加藤諦三
回答者:中川潤(弁護士)
相談者:68歳女性 夫68歳 2人暮らし 長男43歳 次男35歳 3年前に父他界 兄弟は姉と弟 母は父が亡くなる3年前に他界

加藤諦三氏の〆の言葉「事実は一つでも、その事実をどう解釈するかは、人の数だけ出てきます」
兄弟姉妹だからこそ、曖昧にしちゃいけない
そういう話しですよね

中川先生が遺産分割協議書の話しをしますが
本人の記憶は、印鑑証明書を渡して
判子を押したくらいしか覚えていない

肝心の内容については
弟が、法要の時にメモをとっていたことくらい

これじゃダメですね
弟を信用していたのに、って言いますが
手厳しいようですが、まったく確認してないのは

信用じゃなくて、丸投げしてたってこと
面倒な部分を弟に任せて
自分は知らないって言ってるようなもの

これを信用と言うのは
ちょっと変です

中川先生が言ってますね
信用することは、リスクを背負うことだって
つまり、このことです

そうならないためにも、自分達でちゃんと
遺産分割協議書の内容を
確認しておくべきでした

こんなの、白紙の委任状に
署名して、実印で捺印して
印鑑証明書を添付したようなもの

好きにしてってことです
その状況で、諦めるしかないかと問われても
そうですねって答えるしかない

信用するってことは
丸投げすることじゃないってことを
しっかり認識しないといけませんね