パーソナリティ:勝野洋
回答者:マドモアゼル愛(エッセイスト)
相談者:79歳女性 ひとり暮らし 生活保護


生きていたくない、人生に疲れたという79歳ひとり暮らしで生活保護を受給している女性からの愚痴です
話を聞いてもらえばわかりますが、相手の言葉を受け入れる気持ちがなく、なんのためにテレフォン人生相談に電話をしてきたのか、よくわかりません

毎日自殺する若い人の気持ちがわかるとか、死にたいと思うが死ぬ勇気がないと言うことからも、自分自身を全否定しています
このような相談にマドモアゼル愛さんは、かなりはっきりと言っています
解決法があるとするならひとつだけ、これが自分の人生だと認める

という愛さんの言葉にさえも、哲学的と言って、理解しようという気持ちが垣間見られません
もしかしたら、電話をかけてきたという行為自体が、受け入れる体制前の状態なのかな?と思わなくもないです

今回のテレホン人生相談は、なかなか難しい回だと思います
受け入れる気持ちはないが、受け入れたいという奥底で葛藤する自分自身の状態を、まだまだ素直に表現できない相談者に対して、どこまで番組の中で迫れるのか・・・

本来なら長い時間をかけてカウンセリングが必要な相談だったのではないでしょうか